「秘密戦隊ゴレンジャー」第34話「黄色いスパイ戦! 見たかYTCの威力」

はじめに

この記事では第34話「黄色いスパイ戦! 見たかYTCの威力」を紹介します。脚本は上原正三、監督は北村秀敏です。

イーグル、地底探知装置を開発

ここはイーグル科学研究所。地底探知装置が開発されておりました。バリブルーンに搭載し、電波を地面に発射。その反射した電波を解析することによって地底に何があるかがわかる仕組みだというのです。あのー、既に「放射線スコープ」を搭載済なんじゃないですか、上原正三さん?

ペギー「これさえあれば黒十字軍の秘密基地もすぐに見つけ出せるわ。」

大岩はうなずきました。

大岩「こりゃ、便利な装置ですたい。」

当然、黒十字軍も黙っていません。襲撃にかかりました。ですが

アカ「行くぞ。」

アカはレッドマシンに乗り、アオとミドもブルーマシンやグリーンマシンに乗っています。

赤面仮面(声:依田英助)「ん! ゴレンジャー。」

アカ「来たな、黒十字軍。」

というわけで戦闘開始。さて研究所の中では

イーグル隊員「黒十字軍の奇襲です。」

大岩「やっぱり来たか。」

と言うや否や

科学班の人「動くな。」

拳銃を大岩とペギーに向けました。この人は殺陣を代行した池田力也さんじゃないですか。閑話休題

大岩「スパイがいるらしいと言うことで張り込んでおったんじゃが、スパイはお主だったのかい。」

それには答えず

スパイ「こちら、スパイS6号。こちら、スパイS6号。探知機はここです。」

この時、ペギーのハイキックが決まり、スパイS6号の無線機は叩き落とされました。さらに大岩の頭突きを食らった後、スパイS6号は自決。

大岩「しまった。」

一方、外では戦闘が続いています。キレンジャーモモレンジャーもやってきました。

赤面仮面「うーん、5人揃われたんじゃ面倒じゃ。」

赤面仮面は撤退しました。

アジトにて

鉄人仮面「なに、ゴレンジャーが待ち伏せていたと言うのか。」

赤面仮面「はい。」

鉄人仮面「奇襲を待ち伏せるとは流石ゴレンジャーだ。だが地底探知装置を完成させてはならん。我らが基地がバリブルーンによってことごとく暴きだされてしまう。何としても潰すのだ。わかったな。」

赤面仮面「はい。今頃は別の場所へ移されていると思います。」

と言うわけで

鉄人仮面「私もそう思う。もはやアンドロイド作戦しかない。」

赤面仮面「アンドロイド作戦?」

さてどう言う作戦でしょう。

鉄人仮面「良いか、赤面仮面。完成した探知装置はゴレンジャー基地へ運ばれ、バリブルーンにセットされ、襲うとすれば基地から基地へと運ばれる途中だ。そこで、お前がアンドロイドになりすまし、ゴレンジャーに接近して向こうの動きをキャッチするのだ。」

赤面仮面「は。」

赤面仮面に白いお面が取り付けられました。

赤面仮面、アンドロイド作戦を決行するが誤算が生じる

さて福引が行われていました。大岩がそれをみつけ

大岩「世界中の神様、観音様、マリア様、どうか大金賞が当たりますように。(ちんどん屋に)お主らも応援してくんしゃい。」

観音様とマリア様は一人ずつしかいないと思いますが、大岩がそう言って福引を引くと

福引所の人「大当たり。大金賞ですよ、お客様。」

大岩は大喜び。当たったのは

福引所の人「大金賞は世界一周旅行か、こちらのアンドロイドか、お客様のお好み次第で選んでください。」

大岩がアンドロイドの箱を開けると中には「アンドロイド00号」の部品が入っていました。もちろん、正体は赤面仮面なのですが、大岩は気づいておりません。

福引所の人「なんでも主人の言うことを聞くんだそうで。」

大岩「これは便利なものですたい。おいどんはこれを頂きますたい。」

福引所の人「どうぞ。あ、重たいですから、あとでお届けにあがります。」

世界一周旅行を大岩が選んだらどうするつもりだったのでしょうねえ。

大岩「何を言ってるばい。おどば力持ちですたい。あら、案外重かとね。」

こうしてアンドロイド作戦は成功したかに見えましたが…

 

さて帰り道の歩道橋を登りながら

大岩「ゴレンジャーには世界旅行の時などなか。アンドロイドを組み立てるのが、関の山じゃ。それにしても重かと。」

大岩はよろめいてしまいました。その時、部品が落ち、トラックに轢かれてしまいました。で帰宅した大岩は

大岩「あーあ。こんなに壊れてしもうて。」

と言いながら組み立てました。明らかに赤面仮面の状態になりましたが、大岩は気づきません。で遂に完成。白いお面を顔につけてスイッチを入れると

大岩「あ、動いた。」

大喜びする大岩。

赤面仮面(?)「何か言いつけてください。なんでもいたします。」

と言うので

大岩「おどばお腹ば空いているのでカレーば作ってくんしゃい。」

赤面仮面(?)「さあ、どうぞ。」

早速食べる大岩。

大岩「うまか。ゴンのマスターより腕は確かじゃ。」

散々ツケで食べておいて、それはないんじゃないですか、大岩よ。

今回のなぞなぞ

大岩はスナックゴンにも赤面仮面(?)を連れてきました。マスターは不在で007がカウンターにいます。カウンターにはペギーと明日香が座っていました。

太郎「大岩さん、誰なの?」

大岩「アンドロイドじゃ。福引で大金賞を引き当ててのう。もらったとばい。さあ、皆さんにご挨拶じゃ。」

赤面仮面(?)「こんにちは。僕、アンドロイドゼロ号です。」

太郎「あ、口利いた。」

大岩は得意になり

大岩「そんなのは序の口ばい。お主、カレーば食いたかなかとか。」

明日香「ああ、そういえば腹減ったなあ。」

大岩「ペギーちゃんは?」

ペギー「いただくわ。」

大岩「待ってました。それ、アンドロイド、カレーじゃ、カレーじゃ。」

赤面仮面(?)「へい。」

赤面仮面(?)はカウンターに入り、カレーを作り始めました。ここでペギーは大岩に耳打ち。

ペギー「ねえねえ、大ちゃん。大丈夫なの?」

明日香「黒十字軍の回し者では? 研究所を襲った奴に似ているぜ。」

当然、そう思いますよねえ。ところが大岩の答えは

大岩「なんの、なんの。これを見てくんしゃい。」

大岩は懐から大日本アンドロイド協会が発行したと言う「アンドロイド00号」の保証書を取り出して見せました。胡散臭いですねえ。余談ですが、さっき、赤面仮面(?)は「アンドロイドゼロ号」と読んでいましたよ。「ゼロゼロ号」ではないんですね。

ペギー「怪しい点はないわねえ。」

明日香「大丈夫かなあ。」

大岩「大丈夫じゃ。」

うーむ。とそこへ

太郎「ねえねえ。朝飲んでも夜飲んだ事になるお茶なあんだ。」

大岩「朝飲んでも夜飲んだ事になる。なんじゃらほい?」

明日香「なんじゃらほい。」

明日香は答えがわかっていたに違いありませんが、これ、悩むほどのなぞなぞなのですか? 答えはもちろん

赤面仮面(?)「番茶ですよ、大岩兄い。」

大岩「番茶。ああ、なるほど、なるほどのう。お主は頭がよかたい。」

すかさず

九官鳥「アホ、キー。」

大岩「なあんじゃと、この九官鳥め。」

太郎が赤面仮面(?)に話しかけました。

太郎「君、なぞなぞできるの?」

赤面仮面(?)「なぞなぞ大好きでさあ。じゃあ、こんなのはどうです? うちを出ると必ず待っているのはなんだ。」

大岩「うちを出ると必ず待っているもの。太郎君、なんじゃらほい。」

答えは

太郎「それは道。」

赤面仮面(?)「そう。」

大岩「なるほど、道か。道のう。」

この時、緊急指令が。

大岩「ペギーと明日香、出番のようじゃ。また後で来るばい。」

明日香「後で食べるよ。」

赤面仮面(?)「そうですか。」

ペギーは007に

ペギー「目を離さないでね。」

もちろん、007はうなずきます。

地底探知装置完成

総司令「科学研究所からX基地に移されていた地底探知装置が遂に完成した。問題はこの装置をどうやってゴレンジャー基地に運ぶかだ。」

鉄人仮面の読みが当たりました。さて大岩はこんな呑気な事を言います。

大岩「もう、敵も諦めてますばい。あれ以後、何の動きもなかとでしょ。」

海城「いや、黒十字軍が諦めるはずがない。俺達が運び出すのをじっと待っているに違いない。」

海城、流石ですね。しかし大岩は納得しておりません。

大岩「そうかのう。のう、新命どん。」

新命の意見は

新命「総司令、バリブルーンを飛ばしてみてはどうでしょうね。いやあの、X地点ではなくM地点に着陸させて誘いをかけるんですよ。」

これには明日香もペギーも同意。狙っていれば攻撃を仕掛けてくるに違いありません。

総司令「よし。やってみろ。」

既に別の作戦が動いているのですが、この時点で気づいているものはゴレンジャーにはおりません。

鉄人仮面、赤面仮面の異状に気づく

と言うわけで

新命「バリブルーン発進。GO!」

当然黒十字軍もこれに気がつきました。

鉄人仮面「赤面仮面からの連絡は?」

ゾルダー「それが、何の連絡も。」

その時、別のゾルダーが報告しました。

ゾルダー「赤面仮面の様子が変です。」

鉄人仮面「どう言う事だ!」

ゾルダー「は。ゴンというスナックにコックとして入りこみ、カレー作ったり、小僧となぞなぞをやったり、スパイ活動をする様子は全くありません。」

これは大誤算です。

鉄人仮面「ええい、どういう事だ。」

黒十字軍の科学者が答えました。

科学者「スパイ回路に異常が生じたとしか考えられません。」

ここでCMに入ります。

陽動作戦の結果

新命「M基地上空か。さて、降りるか。」

新命はバリブルーンを着陸させようとしました。

ゾルダー「M基地に着陸します。」

鉄人仮面「地底探知装置を搭載するつもりだ。総攻撃開始。」

というわけでミサイルが発射されました。もちろん、過去の話で観た映像の流用です。

新命「よくわかりましたよ、黒十字軍様。」

ゴレンジャールームでは

総司令「やはり、黒十字軍は待ち受けていたんだ。」

海城「となると地上輸送も危険ですね。」

すると大岩がこんな作戦を発案しました。

大岩「いい考えがありますたい。おいどんとアンドロイド0の二人で運べばバレやせん。」

すかさず海城が異議を唱えました。

海城「奴は信用できんな。敵のスパイかも知れん。」

それでも大岩はこんな事を言いました。

大岩「なんば言うちょんねん。組み立てたのはこの大岩大太たい。」

海城の答えが傑作です。

海城「だから信用できないの。」

そこへ007が入ってきました。

総司令「アンドロイド0に怪しい動きはなかったか?」

007「ずっと一緒にいましたけど別に。かえってカレーやコーヒーを上手に作ってお客に喜ばれていましたわ。」

大岩「そうじゃろう、そうじゃろう。アンドロイド0は協会の保証書付きなんじゃ。これがそうじゃよ、これが。」

大岩は懐から保証書を取り出しました。「アンドロイド00号」と書かれているのですがね。

海城「どうだか。」

なおも怪しむ海城でしたが

明日香「この際、大ちゃんの案を実行してみては?」

ペギー「そうね。」

結局

総司令「よし。アンドロイドを徹底的にチェックしろ。」

輸送作戦開始されるが…赤面仮面、正気に戻る

アンドロイド0もとい赤面仮面(?)をゴレンジャーはチェックしましたが、怪しい点はありませんでした。火薬反応も通信機もついていません。と言うわけで大岩の作戦が採用され、輸送開始です。大岩と赤面仮面(?)は廃品回収車に扮して地底探査装置を運びます。

明日香「うまく行っているようですね。」

新命「ああ。」

ですがそれを見逃す黒十字軍ではありません。

鉄人仮面「もしかすると我々の目をごまかす作戦かも知れん。赤面仮面のスパイ回路を交換しろ。」

科学者「は。」

こうして抱腹絶倒の壮絶な作戦が開始されました。まず輸送路でおばさんが大岩に声をかけました。ロケ地は東映生田スタジオそばの住宅地のようです。

おばさん「お願い。冷蔵庫とテレビ持ってってちょうだい。」

大岩「え?」

大岩は車を止めました。

おばさん「タダでいいから持ってって。」

大岩「タダで?」

見ると冷蔵庫とテレビが門のそばに置かれています。

おばさん「お願いだから持ってって。」

大岩は困りましたが

大岩「仕方なか。これも作戦じゃ。わかりましたですばい。」

大岩と赤面仮面(?)は車を降りて冷蔵庫をトラックの荷台に運び込みました。そこへ

おじさん「君、これも持って行ってくれんか。」

おじさんは自転車を持って行って欲しいと言っています。

大岩「はいはい。これも商売じゃ。わかりましたですばい。どっこいっしょっと。」

大岩の目が離れた隙に、おじさんが赤面仮面に何か発射しました。苦しむ赤面仮面(?)。

大岩「アンドロイド、どうしたんじゃい。」

赤面仮面(?)「顔が焼けるように痛い。」

大岩「あ、オーバーヒートじゃ。すいません、水ばくんしゃい。」

おばさん「いいわよ。じゃあ、一緒にいらっしゃい。」

大岩「はいはい。」

と入りかけた大岩でしたが

大岩「いやいや。おどんはここを動くわけにはいかんばい。おばさんが持ってきてくんしゃい。」

さあ、ここからが壮絶です。おばさんとおじさんは目配せ。おばさんは家の中に入って行きました。一生懸命、赤面仮面(?)に声をかける大岩。その時、何かに気がつきました。

大岩「ん! んー!」

鼻がドアップになった後

大岩「うまそうなカレーの匂いたい。」

画面が切り替わるとおばさんがカレーと水の入ったコップが載ったお盆を手に持ち、うちわでカレーを扇いでいます。

大岩「ひかれるー。いやいや。いかんのじゃ、いかんのじゃ。大丈夫かのう。」

一旦は戻った大岩でしたが

大岩「うまそうじゃのう。」

頃は良しと

おばさん「あんた。」

大岩「はいはい。」

大岩はまた中へ入ってしまいましたが

大岩「いやいや、いかんのじゃ。」

ですが

おばさん「はい、お水。取りにいらっしゃいよ。」

おばさんはバケツを持っています。

大岩「はい。ちょっと水ばもらってくるけんのう。ひかれるー。」

大岩は遂に中に入ってしまいました。

おばさん「はい。お水。」

おや、縁側には先ほどのカレーが。水の入ったコップも置かれています。

大岩「どうもすまんですたい。あ。」

大岩は縁側に置かれているカレーに気がつきました。

おばさん「よかったら、どうぞ。たくさん作ったから。」

大岩「そうですかのう。おどん、カレーには弱くてのう。うまそうですの。いただきます。」

黒十字軍の作戦成功。大岩はカレーを食べ始めました。

大岩「うまか。」

その隙におじさんが赤面仮面のスパイ回路を修理しました。

赤面仮面「ん! 俺は一体何をしていたんだ!」

正気に戻った赤面仮面はトラックをトンネルの中で止め、強奪。さらに

赤面仮面「死んでもらうぞ、大岩大太。」

大岩「なんじゃと。」

赤面仮面「アンドロイド0は仮の名前。俺の正体は黒十字軍の赤面仮面。」

大岩「おどんを騙しとったんか。お主を信用しとったんよ。」

赤面仮面「お前が愚かだからよ。死んでもらう。」

というわけで戦闘開始。大岩のピンチにアオとミドが駆けつけました。

大岩「おどんに構うな。はやく探知機を取り返してくんしゃい。」

アオとミドはブルーマシンで追跡。遅れて

モモ「大ちゃん。」

モモはグリーンマシンに乗っています。

名乗り

いつの間にか乗り換えたのか、ブルーマシンにはアオとキ、グリーンマシンにはミドとモモが乗っています。先ほどの映像と繋がっていませんね(苦笑)。トラックは大井埠頭の辺りで止まりました。当然、アオ達も停止。赤面仮面がトラックを降りると

赤面仮面「ん? ん? どこへ行った? ん! 貴様達は。」

見ると高い鉄塔に5人が立っています。上から順に

アカレンジャーアカレンジャー

アオレンジャーアオレンジャー

キレンジャーキレンジャー

ミドレンジャーミドレンジャー

モモレンジャーモモレンジャー

 

そしてジャンプしますが

アカレンジャー「トイヤー」

アカは宙返り。

 

モモとキが横向きにジャンプ

アオ「トイヤー」

うーむ? また声が合っておりませんぞ。

 

今度はミドとアオがXの字型にジャンプするのは良いのですが

キ「トイヤー」

これまた声が合っておりません。映像は第27話で初登場した、あの編集ミスバージョンを使っています。声は直そうとしたようですが、微妙に合っておりません。そしてこれまた余談ですが、大井埠頭は曇り空なのにジャンプすると青空になっています。バンクフィルムの限界ですな。

 

そして左からキ、アオ、アカ、ミド、モモの順に着地して並び

アカレンジャー「5人揃って」

全員「ゴレンジャー」

流れるエンディングのメロオケ。

赤面仮面「ん! いい機会だ。片付けてやる。」

戦闘開始

しばらく戦います。

ミド「ミドメラン。」

赤面仮面はミドメランを打ち返しましたが

モモ「ミド、返すわよ。」

モモが投げて返しました。

ミド「サンキュー。」

完全に遊んでますな、岡田勝さんは。そしてゾルダーは全員倒されました。色々ありまして赤面仮面の杖はキレンジャーが折りました。

キ「赤面仮面。おどんが相手ばい。」

赤面仮面「素手で俺に立ち向かうとはいい度胸だ。来い。」

キ「よくも騙してくれたな。許せんばい。」

赤面仮面「ほざくだけほざけ。」

キレンジャーはYTCを取り出しました。

キ「YTCの威力を思い知らせてやるばい。YTCマグネットパワー。」

これを食らった赤面仮面は大打撃を受けました。キレンジャーは赤面仮面からヒューズを抜き取りました。一度組み立てていますからねえ。弱点はお見通しです。そこへ鉄人仮面が駆けつけました。

鉄人仮面「おお、いかん。ヒューズを抜かれたぞ。」

鉄人仮面はヒューズを投げて取り付けるのに成功しました。

鉄人仮面「ヒューズは繋がったぞ。戦え、赤面仮面。」

反撃に転じる赤面仮面。

ゴレンジャーストーム・ニューパワー作戦

アカ「モモ、狙いは顔だ。ゴレンジャーストーム。ニューパワー作戦だ。」

モモ「OK!」

アカ「GO!」

モモ以外の4人が散りました

モモ「ゴレンジャーストーム・ニューパワー作戦。青天狗。行くわよ。キー。」

キ「任せんしゃい。ミド。」

ミド「OK! アオ。」

アオ「オーライ! アカ。」

アカ「OK! トイヤー! フィニッシュ!」

トゲトゲボールは青い天狗のお面に変化。赤面仮面の顔にくっつきました。

鉄ヒメ仮面「ああ、苦しい。」

こうして鉄ヒメ仮面は倒されたのでした。

アジトにて 

黒十字総統「またやられたのか。」

鉄人仮面「は。キレンジャーの思わぬ反撃を食らいまして。」

黒十字総統「弁解無用! はやくゴレンジャーを倒せ。倒せ。倒せー。」

このやりとりは何回行われたのでしょうねえ。

おわりに 

今回の目玉はやはり大岩大太のカレー絡みの失敗でしょう。黒十字軍もこんな回りくどい作戦を取らなくても良いのではと思いますが、面白すぎるので、これでいいです。いかにもゴレンジャーらしい話です。

 

さて次回も上原正三さん執筆。最後の黒十字総統の怒りに責任を感じたのか冒頭で鉄人仮面が凄い行動に打って出ます。この時の鉄人仮面と部下のやりとりも必見ですし、その後の黒十字総統の行動も必見。そして黒十字軍は戦力増強に成功し、ゴレンジャーが危機に陥ります。必見ですよ。