「秘密戦隊ゴレンジャー」第37話「真白い閃光! 黒十字総統の正体」

はじめに

この記事では第37話「真白い閃光! 黒十字総統の正体」を紹介します。脚本は上原正三、監督は田口勝彦です。

イーグル諜報員、情報を掴む

ここはどっかの山の中。黒十字軍から脱走者が出ました。ゾルダーからの連絡を受けたフォーク仮面(声:依田英助)と鉄人仮面はその様子を見ていました。余談ですが、鉄グシ仮面とフォーク仮面はモチーフは違う筈なのに似たような姿をしていて声も同じ人なのですが、一応、区別はつくようにはなっております。閑話休題

フォーク仮面「イーグルからのスパイに違いありません。早く始末せねば。」

鉄人仮面「まあ、そう急くな。コンドラーが始末する。」

その言葉通り、コンドラーが飛来。イーグル諜報員0037の乗ったジープごと掴み、落としてしまいました。ですが落とされる直前

諜報員0037「大事な情報だ。届いてくれよ。」

江戸川権八先生 カレー教室

さてここはスナックゴン。マスターがカレー教室を開いていました。黒板を使って「ポークカレー」の作り方を説明しておりました。

マスター「そうそう、その要領ですよ。」

すかさず

ゴン「すましてかっこよくやってるね。」

マスター「こら、余計なこと言うな、バカ。」

ゴンはマスターもからかっていたんですね。でカレーといえば当然、この男もいます。

大岩「今日はたらふく食えるばい。しかもただときているから答えられんばい。」

何故か太郎もいます。

太郎「ねえねえ、猿の持っている鍵はどこの鍵か知ってる?」

タダでカレーが食べられるとあってか大岩は絶好調のようです。

大岩「猿の持っている鍵? なんじゃい、そんなのは簡単じゃよ。猿が持っているからモンキー、つまり、門の扉じゃよ。どんなもんじゃい。」

最後の言葉はシャレですか?

太郎「冴えてる。」

すかさず

ゴン「カレーが食えると思えば頭も冴えるばい。」

カレーを食べている時になぞなぞが出題されることが多かったような気もいたしますが、それは置いといて、早速、生徒達が作ったカレーが続々と運ばれてきました。で大岩が試食するわけですが

大岩「ん! 辛い!」

大岩「ん! 再びしょっぱい!」

そんなカレーばかり出ましたが

マスター「皆さん、大成功ですよ。」

白々しい言葉をマスターが述べた後、大岩は悶絶して倒れてしまいました。そこへ007登場。マスターに何か耳打ちしました。途端に真面目な顔になるマスター。

諜報員からの情報

と言うわけでゴレンジャールームに全員集合です。新命があの諜報員が飛ばした通信筒を開けています。中には何か情報が。コンピューターにかけてみると紙テープが出てきました。まあ1975年と言えば紙テープを出力するのが主流でしたからね、コンピューターは。似たような光景を東映のアニメなどでも散々見せられたものです。解析結果は

総司令「黒十字軍と秘密結社ブラックホールが手を結ぶ事になり、近く、黒十字総統出席のもと、調印式が行われる。場所は魔神ヶ丘の館。ブラックホールは黒十字軍に新型水爆ミサイルの売り込みを狙っている。」

新命「ブラックホールといえば世界各国に支部を持つ悪のエージェンシーだ。そいつが黒十字軍と手を結んだとなると。」

海城「黒十字軍はさらに強大になる。この調印式だけは何としても叩き潰すんだ。」

調印式を叩き潰すだけで良いのでしょうかと言うのは置いといて

総司令「幸いな事に黒十字総統も出席する。総統を倒せば黒十字軍は壊滅状態になるぞ。」

つまり、ゴレンジャーにとっては絶好のチャンスです。しかし、どう接触するのでしょうか。総統出席の調印式ですから尋常な警備体制ではありません。

007「0037はこの情報に命をかけました。彼の死に報いる為にも、何としても。」

同じ諜報員である007の言葉を聞き総司令は決断しました。

総司令「よし、ゴレンジャーも総力戦を挑むぞ。まず敵情視察だ。山荘一帯の地形、そして敵警備の状況を視察して来い。」

それを受け

海城「よーし、ペギーと明日香、一緒に来い。」

海城、ペギー、明日香、敵情視察に出動 

海城「あれがそうか。」

ロケ地は定番の聖蹟記念館です。そこへフォーク仮面軍団登場。

海城「何者だ、貴様。」

フォーク仮面「黒十字軍のフォーク仮面だ。」

ペギー「フォーク仮面?」

フォーク仮面「そんなところで何をしている。」

明日香「どこで何をしようが、俺達の勝手だろう。」

そんな答えで満足するような相手ではありません。

フォーク仮面「この辺りは黒十字軍の縄張りだ。無断侵入は許さん。」

いつから決まったのでしょうか?

海城「縄張りが聞いて呆れるぜ、え? 泥棒猫みたいにくすねたってわけか。」

なんだかヤクザのやりとりみたいですね。海城剛役の誠直也さんもそんな姿ですからね。閑話休題

フォーク仮面「ん、無礼な。生きては返さんぞ。」

この言葉、何回使われたんでしょうね、と思う間もなくフォーク仮面はフォークを投げつけましたが当然3人とも避けました。そして戦闘開始。3人とも転換。フォーク仮面にはイヤリング爆弾は効きませんでした。

フォーク仮面「俺はそんなものにはやられないぞ。さあ、始末するか。」

フォーク仮面の持つ杖には巨大なフォークがついていて、顔も巨大なフォークがついています。鉄グシ仮面に似てますね。3人とも崖から落とされましたが無事です。

フォーク仮面「喰らえ。フォークロケット。」

フォーク仮面は杖からミサイルを発射。

フォーク仮面「フォーク手裏剣。」

フォーク仮面の頭には小さなフォークがいっぱい刺さっており、それが手裏剣にもなります。それがアカレンジャーの左肩に刺さりました。

モモ「コンドラーが。」

仕方なく

アカ「退却だ。」

フォーク仮面「ゴレンジャーなどワシの相手ではないわい。」

総司令、詰将棋をする

退却した海城が007の手当を受けている最中、総司令はタバコを吸いながら詰将棋をといておりました。呆れてぶつくさ言う大岩に

新命「大ちゃん、静かに。」

大岩は007と海城に声をかけました。

007「もう3時間もああやって。」

大岩「おいどんが相手をすると言うと怒るんじゃい。」

海城は総司令の真意を見抜いておりました。

海城「作戦を練っておられるんだよ。」

新命も同様に総司令の真意を見抜いていたのでしょう。とその時

総司令「王手か。」

新命、明日香、ペギー、海城、そして大岩が映った後

総司令「極めて危険だが、もはやこれしかない。」

ゴレンジャー、ブラックホールになりすます

ゴレンジャーは調印式へ向かう秘密結社ブラックホールの車を襲いました。そして全員を倒した後、総司令はその場でこう指示します。

総司令「いいな。予定の行動に移れ。」

なんと、総司令、海城、大岩、そして明日香がブラックホールの連中の服に着替えてマスクも被り、ペギーは車のトランクに入りました。さて新命は何をしているのでしょうかねえ。

ゾルダー「第一通行証をお願いします。」

大岩「第一通行証ってなんじゃい。」

海城「鍵だよ、鍵。」

大岩「ああ、はい、はい。」

鍵はピタリとあい

ゾルダー「門を開けろ。」

こうして総司令達は中に入ることに成功しました。

大岩「うまく行きましたのう。」

総司令「安心するのはまだ早い。」

大岩が助手席、その後ろが海城、その隣が総司令、と言うことは運転しているのは明日香のようですね。さて建物の入口にはフォーク仮面とゾルダー達が出迎えに出ていました。

ゾルダー「第二通行証をどうぞ。」

大岩「はいはい。これですな。」

鍵はあい、4人とも車を降りました。

フォーク仮面「遠路遥々ようこそおいで下さった。さあ、どうぞ。」

その頃、モモレンジャー(いつの間に転換したのでしょうか?)がトランクから出ようとしていました。そして4人はフォーク仮面の案内で建物の中へと入ろうとしました。その時、一台の車が止まりました。乗っていたのは

総司令「あれが黒十字総統か。」

大岩「今日こそトドメを刺してやるけん。」

なんと短絡的な言葉なのでしょうか。慌てて総司令は大岩を制しました。

海城「明日香。」

警護しているのは鉄人仮面です。

黒十字総統「ふ、ふ、ふ。」

ここでCMが入ります。

調印式が開かれる

黒十字総統「では皆さん、成功を祝して乾杯。」

もちろん鉄人仮面とフォーク仮面も一緒です。

黒十字総統「人間達はまず食べて親睦を深めると聞きましてな。料理を用意させた。」

総司令「お心遣い、痛み入ります。」

黒十字総統「さ、遠慮なく召し上がれ。」

それを聞き

大岩「これはうまそうな料理ですたい。」

声でバレるとは思わなかったのでしょうか? 思わなかったのでしょうね。大岩はナイフを手に持ち、さらにこう言いました。

大岩「あ、フォークがなかとですよ。」

するとフォーク仮面が頭からフォークを抜き

フォーク仮面「どうぞ。」

便利な仮面怪人ですねえ。緊迫した場面のはずなのに。

大岩「これはお心遣い痛み入ります。」

さて話は本題に入りました。

黒十字総統「お送りいただいた水爆ミサイル、確かに受け取りました。」

総司令「は、そうですか。」

黒十字総統「放射能の出ない水爆は貴重です。」

そうですなあ。

黒十字総統「攻撃して直ちに侵略できますからねえ。」

総司令「そうですなあ。」

すると黒十字総統は立ち上がり、こう言いだしました。

黒十字総統「一つ、デザート代わりに実験の模様をご覧頂きましょう。コンドラーに搭載すれば思い通りの場所に命中させることができるわけです。」

その映像が映し出されました。

総司令「実験の目標は?」

黒十字総統は座りながら答えました。

黒十字総統「東京です。」

出たあ。上原正三はこのネタが好きですなあ。「ロボット刑事」でも「スーパーロボット マッハバロン」でもこのネタを使ってますよ。何しろ劇中とは言え、ヤマトを破壊できるわけですからね、堂々と。それを聞いた総司令達は表情(見えませんが)が凍りつきました。

黒十字総統「少なくとも500万の人間が死んでしまいます。」

大岩「500万。」

鉄人仮面「お食事もお済みのようですので、早速実験開始を。」

黒十字総統「うん。」

その時

総司令「待て。」

総司令は立ち上がり、黒十字総統の顔に拳銃を突きつけました。そして海城、大岩、明日香は転換し、総司令も正体を現しました。

総司令「直ちに実験を中止しろ。さもないと総統の命はないぞ。」

ところがそれは黒十字軍も織り込み済みでした。アカレンジャーが黒十字総統の頭巾を取ると

ゾルダー「ホイ!」

つまり、偽者だったのです、黒十字総統は。大笑いする鉄人仮面。

鉄人仮面「本物はあちらだ。」

壁が開き、中から本物の黒十字総統とブラックホールの皆さん登場。

鉄人仮面「ゴレンジャーを釣り上げようと思ってなあ、餌を撒いてみたのよ。まんまと引っかかりおったな。」

やはり、黒十字軍は一筋縄で行く相手ではありませんでした。

キ「おいどんに任せんしゃい。」

と突進するキレンジャー。何かが違うんじゃないですか。と思う間もなく壁は閉まってしまいました。虚しくキレンジャーの頭突きは壁に跳ね返されました。

鉄人仮面「ジタバタするな。見ろ。」

総司令はフォーク仮面に捕まっていました。

総司令「私に構うな。やれ。」

アカ「勝手にしろ。」

鉄人仮面「どうした、ゴレンジャー。」

不敵に笑う鉄人仮面でしたが、その時、ミドレンジャーが緊急信号を発信していたのには気づいておりませんでした。

水爆実験開始

モモ「SOSの発信だわ。」

モモレンジャーは車のトランクから脱出。その途端

フォーク仮面「待て。くらえ。」

展開はや。モモレンジャーはフォーク手裏剣で木に押さえつけられてしまいました。そして全員、いや、アオ以外の全員捕まりました。高笑いする黒十字総統。

黒十字総統「水爆実験を見学させてやる。死刑執行はそれからだ。」

鉄人仮面「水爆コンドラー、発進。」

水爆を積んだコンドラーが発進します。それをモニターで見て

新命「さて出番か。」

と言うわけで

新命「よーし。バリブルーン発進。GO!」

黒十字軍もそれは織り込み済みです、一応。

フォーク仮面「予想通りバリブルーンが飛び立ちました。」

鉄人仮面「一触即発の水爆だ。バリブルーンとて喰い止めようはない。」

黒十字総統も高笑い。

キ「新命どん、頑張ってくんしゃい。」

そう言うしかないでしょうねえ。さて空では

新命「来たな、黒十字軍め。」

そして

新命「凍結噴射装置、スタンバイ。」

バリブルーンの機首から凍結噴射装置が出てきました。

新命「スイッチオン。」

これはきき

ゾルダー「ホイー!」

コンドラーごと氷漬けになりました。

新命「よーし。えーい。」

全機凍結しました。

新命「水爆がここで爆発したら大変だ。マジックハンド、スイッチオン。GO!」

今度はバリブルーンの機首からマジックハンドが飛び、コンドラーを捕まえました。

新命「宇宙まで運んでくれよ。」

似たようなネタ、「スーパーロボット マッハバロン」でも見たような気がしますよ、上原正三さん。そして新命は時計を見て

新命「そろそろ水爆が爆発する頃だ。」

水爆は空中で爆発。画面ではそう見えましたが

ゾルダー「水爆を積んだコンドラーは宇宙で爆発されました。」

黒十字総統「おのれ。よし。ゴレンジャーを即刻死刑にしろ。」

鉄人仮面「は。死刑執行。」

フォーク仮面「はい。」

名乗り

総司令はフォーク仮面にこう言い放ちました。

総司令「ワシらを殺してもゴレンジャーは死なんぞ。」

フォーク仮面「なに!」

総司令「これは替玉ゴレンジャーだ。総統と同じよ。」

黒十字総統「その手には乗らん。」

総司令「あれを見ろ。」

鉄人仮面「アカレンジャー!」

見ると、いつの間にか、アカ、モモ、ミド、アオ、キがゴレンジャーマシンで来ております。総司令の言う通り、捕まったのは替玉だったのです。

フォーク仮面「こっちにもゴレンジャーが。」

総司令「第一、本物のゴレンジャーがお前達にそう簡単に捕まると思うのか!」

黒十字総統「うーん。謀りおったな。」

と言うや否や

アカ「逃がさんぞ。」

アオ「ブルーチェリー。」

総司令達は解放されました。

 

というわけで順番に名乗ります。

アカレンジャーアカレンジャー

アオレンジャーアオレンジャー

キレンジャーキレンジャー

ミドレンジャーミドレンジャー

モモレンジャーモモレンジャー

  

で今回は二人ずつジャンプしますが

アカレンジャー「トイヤー」

で宙返り。

 

モモとキがジャンプしますが

ミドレンジャー「トイヤー」

 

最後にアオとミドがXの字みたいにジャンプしますが

キレンジャー「トイヤー」

声の不整合は相変わらずです。

 

そして左からモモ、ミド、アカ、アオ、キの順に着地して並び

アカレンジャー「5人揃って」

全員「ゴレンジャー」

と思ったら並び順がキ、アオ、アカ、モモ、ミドの順になってました。

流れるエンディングのメロオケ。

フォーク仮面「今度こそ始末してやる。ゴレンジャーを倒せ。かかれ。」

戦闘開始

と言うわけでしばらく戦います。

鉄人仮面「フォーク仮面、任せたぞ。」

フォーク仮面「お任せください、鉄人仮面殿。」

鉄人仮面は撤退しました。フォーク仮面は杖から「フォーク火炎」を放ちました。ところがミドメランとブルーチェリーをくらい

フォーク仮面「おのれ、ゴレンジャーめ。やられてたまるか。」

ゴレンジャーストーム・ニューパワー作戦

アカ「モモ、ゴレンジャーストームだ。」

モモ「OK!」

アカ「GO!」

モモ以外の4人が散りました

モモ「ゴレンジャーストーム・ニューパワー。いいわね、行くわよ。キー。」

キ「任せんしゃい。ミド。」

ミド「OK! アオ。」

アオ「オーライ! アカ。」

アカ「オーライ! レッドビュート。」

アカはフォーク仮面の頭にレッドビュートを食らわせました。そして

アカ「ゴレンジャーストーム・ビュートフィニッシュ!」

トゲトゲボールはレッドビュートを伝ってフォーク仮面に命中。こうしてフォーク仮面は絶命しました。

ゴレンジャー、黒十字総統と戦う 

ミド「ブラックホールが逃げる。」

そこでアオレンジャー

アオ「チェリーミサイル。」

ブラックホールはこうして倒されましたが

総司令「館の中に黒十字総統がいるぞ。」

総司令の言葉通り、黒十字総統は館の中にいました。やってきたゴレンジャーと戦うのは

鉄人仮面「来い、ゴレンジャー。」

でしばらく戦います。アカはレッドビュートで黒十字総統の頭巾を剥がすことに成功しましたが

大平透「白幕の下の黒十字総統の正体は強烈な光を発する目なのだろうか?」

さっぱりわかりませんが

鉄人仮面「バカめ。」

この隙に黒十字総統は鉄人仮面と共に脱出用ロケットで逃げる事に成功したのでした。

黒十字総統「さらば、ゴレンジャー。」

ゴレンジャー予備軍

総司令「ゴレンジャー諸君、ご苦労であった。」

奥からペギー、明日香、大岩、新命、海城の順に並び、その次に総司令がいます。海城達の目の前にいるのはモモ、ミド、キ、アオ、アカの格好をした人達です。

大岩「ところで総司令殿、このゴレンジャーは何者ですかのう。」

当然、気になりますよね。総司令はニヤリと笑いました。まずモモは

大岩「あれ、007がモモをやっとんたんかい。」

他の4人はイーグルの制服を着た隊員です。

海城「替玉ゴレンジャーが飛び出すとは流石ですね。」

総司令「敵を欺く前にまず味方。将棋も読みなら作戦も読みだ。みんな、イーグル本部の特殊精鋭隊員だ。この中から第2、第3のゴレンジャーが生まれる。」

演じているのは大野剣友会の人達でしょう。

新命「なるほど。見事な読みですね。」

大岩「はあ、ゴンのマスターにしとくのはもったいなかとよ。」

あのねえ。総司令はこう言い返しました。

総司令「わしゃねえ、総司令や。」

大岩の真似をする総司令の言葉に皆笑うのでした。

おわりに 

今回はスケールの大きな話です。ゴンのカレー教室も面白かったですが、ついにゴレンジャーと黒十字総統が直接対決します。ゴレンジャーも黒十字軍も総力戦で見応えがありました。ただ随所で場面が繋がっていないのではないかと思うところがありましたけどね。

 

次回からは鳥取県皆生温泉タイアップロケ編が始まります。3回分撮影しているのですが、まず黒潮十兵衛が絡む前後編が放送され、間に上原正三&田口勝彦制作の話が1回挿入された後、3本目の話が放送されます。鉄人仮面の退場もカウントダウンに入ったわけです。