仮面ライダーBLACK RX 第33話「瀬戸大橋の大決戦」を観て

はじめに

仮面ライダーBLACK RX 第33話「瀬戸大橋の大決戦」(脚本:宮下隼一、監督:蓑輪雅夫、アクション監督:金田治と村上潤 (C) 東映)を観て思ったことを書きましょう。これ、事前の予想とは若干違いましたが、まあ割り切ってみればそれなりに楽しかったのは確かです。澄川真琴さんもしっかり出ますけどね。あと当時の世相も思い出したので、それに少しは触れると思いますよ。

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きくち英一

当初はこの人に注目していたんです。でもあっさりと冒頭(だったかな?)で死ぬんですね。田所政信(きくち英一)という役名で南光太郎に瀬戸大橋で何かが起きると遺言を残すだけ。まあよく考えれば刑事ドラマでも三下役が多い人だから、こうなるのは当たり前なんですけど、私にとっては凄い人なんです。あと、この「田所」という名前も「日本沈没」を観た後だと映画で小林桂樹さんが演じた濃すぎる人を思い出してしまうという感じです。この話はそうではなさそうですけど。さて私が期待しすぎた理由についてはこちらをご覧ください。一昨年書いた記事の転用ですが。安直に再利用できました。偶然にも上原正三さん繋がり、仮面ライダーBLACK RXは結局書いてはいませんが、もしかしたら書いていたかも知れませんね。多分、吉川進プロデューサーは当初はそこまで考えたかもしれません。今ではお二人とも亡くなってしまったので確認することはできませんが。なんだかんだ言って「仮面ライダーBLACK RX」に興味を抱いてしまった理由をまた一つカミングアウトしてしまいましたねえ。まあ「トドメの一撃(大門豊談)」があのイベントだったのは間違いありません。奇しくもこれも上原正三繋がりですが、この頃は書いていないというのも「仮面ライダーBLACK RX」との共通点とは言えますね。安直にぶっ込んだらそうなっただけですけど。

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江原正士

そして私にとっては外せないのが準レギュラーになったアナウンサー。この話ではやはりしっかりお顔も映りますが、どうやら最後の出番のようです。で役名(これまでチェックしませんでした)は「本多政勝」でした。完全に余談ですが、私の父方の祖父の故郷から「もうちょびっと」「もうちょびっと」行くと大多喜で、そこは「どうする家康」にも出てくる本多忠勝公のかつての居城があるところ。色々な人が本多忠勝を演じてますが、彼のイメージに一番ピタリとハマるのは「真田丸」で彼を演じた藤岡弘、さんなんです、私の場合は。もっとも「仮面ライダー」や「特捜最前線」や「白い牙」や「おんな太閤記」や「春日局」(結構観てるなあ)の頃とはイメージが変わってますけど、藤岡弘、さんは古武術家でもあって、お子さん全員と毎日自宅に作った道場で稽古なさっているそうですよ。さらに藤岡弘、さんはヘリコプターの免許も持っているらしく「特捜最前線」では操縦しまくっていたような気もします。最近観ていないので間違っているかもしれませんが。あと「真田太平記」では加藤武さんが演じていて、彼は彼で頑固親父ぶりを見せていたので、やはり本多忠勝にはそれはそれでピタリとハマるような気がします。なお本多忠勝の子孫にあたるのが楽天の三木谷さんのようです。これもWikipediaに載っていた情報なので「もうちょびっと」「もうちょびっと」調べる必要はありますけどね。

ついでに書いてしまいましょう。実は東平という人は文字違いの藤平という人も含めて上総の色々なところに散らばっていて、少し調べただけでも(と言っても知り合いに教えてもらったのも含まれますが)色々な人が当てはまり、千葉真一さんの出身地なども考えると千葉真一さんや弟の前田満穂さん(敢えてこう書きます)と私の親族が知り合いの可能性もあるのです。それをこれまた安直に貼りましょう。

webcatplus.nii.ac.jp

ja.wikipedia.org

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で他にも東平とついた会社が木更津にあったりしたのです。今もあるかもしれませんが、他の事実も考えると今はないと思います。まあちゃんと調べていないので仮説でしかありませんけどね。また東平安芸守という人が立てこもった山城も親戚がいた(今はいません)久留里から「ほんのちょびっと」行ったところにあったりします。かなり前に実際に行きましたが、東京駅からバス一本で今は行けますのでそういう意味でも久留里線は廃止してもいいんじゃないかと言いきれます。私は鉄道ファンではありますが、全部乗って(やはりバカ)それなりに現地を観てきたので色々なところで廃止が取り沙汰されるのをニュースで知ると仕方がないかなあと思ったりもします。現地の人が議論して決めるべき話だと思うんですよねえ。実際、今の私にとっては父方の祖父がかつて住んでいた場所でしかなく、あまり足も運ばず、現地の様子もそれなりに知ってますから、尚更そう思います。他の人と違って帰省する習慣もないので、亡くなった6代目三遊亭円楽同様、帰省ラッシュでの混雑ぶりはどうしても冷ややかに眺めてしまいます。なんだか失礼なこと書いてますね。本当にすみません。

瀬戸大橋

そしてこの話で外せないのが瀬戸大橋ということになりますが、今回は南光太郎と白鳥玲子とクライシス帝国の皆さんが本当に香川県の色々なところを周ります。こういう作り方も東映の特撮番組や他のドラマ、例えば「俺たちの勲章」ではよく使われています。まあタイアップですね。なのでよく観ると宣伝も兼ねた作りになっているような気もします。本当に色々な名所が出てきます。しかも当時、瀬戸大橋はできたばかり。同時期にできた青函トンネルと含めて盛り上がったことは間違いありません。その代償として宇高連絡船やら青函連絡船やらが亡くなった…いや、船便は今もそれなりにありますけど鉄道で結ばれたというのはやはり大きいのです。で劇中、南光太郎が瀬戸大橋を走る場面まで出てきます。そういう映像を撮りたくなる気持ちはわかりますね。安直にリンクを貼りましょう。

www.jb-honshi.co.jp

エンディングにはタイアップしたと思しきところもしっかり表示されますので確認するのも一興で後でロケ地を回る時(そういう趣味の人もいて私もたまにロケ地へ行ったりします)に役立つこと間違いなしです。

さて出演者に目を向けるとマリバロンがこの話では香川県には来ていません。登場はしますけど、四国での映像はありません。ということは高畑淳子さんは香川県へは行ってないのではないかという余計なことを考えてしまいます。それは次回を見ないとわかりませんが。あと佐原家の皆さんも出ていませんし、秘密戦隊ゴレンジャーで遠方ロケをした時の制作の仕方を考えると出演者はほとんどが(当時の)JACの皆さんばかりだったのではないかということまで考えてしまいます。あくまでも私がそう考えただけなので鵜呑みにしては行けません。

富田靖子

でこの話には全く登場しませんけど、個人的に外せないのが富田靖子さんなのです。なぜかといえば、当時、JR四国のCMに出ていて、瀬戸大橋をしっかりと宣伝しているからです。しかも富田靖子さんは私と同じ1969年生まれ。もっとも彼女は早生まれなので森高千里さんやら石田ゆり子さんと違って学年は一つ上。同じことは中嶋聡さんにもいえますが、そういう縁もあります。まあ私は10月30日生まれなので彼女とは1年近く年が離れてますけど。そして調べたらこんなサイトが見つかりました。一時期は「さびしんぼう」の情報も辿って拾えたらしいです。これはわかる人にはわかるかもしれない、ニヤリとする情報です。敢えて書きませんが。「さびしんぼう」は実は未見なので観る楽しみが増えて、私も嬉しい(青銅仮面談)。ここしか合っていませんが。

www2.ttcn.ne.jp

おわりに

結局、あまり話の内容に触れないで終わってしまいましたが、まあそれなりに楽しめたのは確かです。余計なことを考えなければ娯楽作としてはこれもありかなあという作りにはなっています。さて次回はどうやらダスマダー大佐が活躍し、実は四国出身のあの方も登場する話ですが、本当に未見と言い切れる話ですので、これ以上のことはよく知りません。(桂歌春談)