仮面ライダーBLACK RX 第35話「光太郎指名手配!!」を観て

はじめに

仮面ライダーBLACK RX 第35話「光太郎指名手配!!」(脚本:宮下隼一、監督:小笠原猛、アクション監督:金田治と村上潤 (C) 石森プロ、東映)を観て思ったことを書きましょう。澄川真琴さんとした約束を守るためです。正直申し上げてここまで頑張る必要などないとは私も思うのですが、いつの間にか習慣化してこうなっています。未明に書くので別件で観ている「翔べ! 必殺うらごろし」の先生が如く、朝日の登る中、死者の魂の叫びを聞いてから行動開始し、太陽を信仰しているので更に深読みすれば太陽からエネルギーを吸収するという、仮面ライダーBLACK RXとの共通点もあるけど超自然現象絡みなので恐い場面でもあることを実践していますが、まあ超自然現象を切り離せば他の必殺シリーズでもよくある話が出ますし、楽しめるドラマです。だから私は名作だと思うのですが視聴者が引いてしまったのもわかってしまうという複雑な気分になる番組です。ちょうど時代劇専門チャンネルで再放送していますが、いつも使っている便利なサイトからある程度情報は得られますので、貼っておきましょう。澄川真琴さんが参加した別の番組の情報も得られる便利なサイトですが、作者の興味は明らかに時代劇の方にあるのもわかってしまうので、特撮に興味のある人とは微妙にズレた事ばかり書かれていると感じてしまうのも否定はしません。まあ私は両方興味があるので時々このサイトを見てますけどね。

hirofumitouhei.hatenablog.com

agua.jpn.org

さて2023年3月13日はWBCで盛り上がっているので否応なくミーハーなファンが増えて野球に興味のある私はかえって白けてしまう状態なのですが、WBC関連で制作された番組で私の好きな野球解説者である故豊田泰光さんの情報も得られ、そういえば豊田さんはテレビ東京の番組にも出ていたなあ、あの番組にはテレビ東京のある女性アナウンサーが出ていたなあ、と思ううちに、仮面ライダーBLACK RXにも準レギュラーで出ていたことを思い出し、と言うことはやはり忘れ去っていたわけですが、ギリギリ彼女についても書けそうなことに気がつきました。今回は後述する理由もあって、竜頭蛇尾な印象を勝手に受けてしまったのですが、それなりに省力化して記事も書けることに気がついたので、思わぬ収穫でした。と思ったのですが、結局、暴走して長くなってしまいました。

光太郎指名手配

もう冒頭からこんな感じで何故か南光太郎が警察に追われて逃げ回っています。もちろん南光太郎には身に覚えのない事態。まず最初に佐原航空の社員食堂(なのでしょう)へ行ってみればやはり国家権力の手先もとい警察の手が回っていて、ここを頼ることは無理。なので佐原家へ行ってみればやはり警察の手が回っているので頼るのは無理。さらにはこれと前後しますが、マリバロンが仮面ライダースーパー1の魔女参謀みたいに一般人に化けて、ここは高畑淳子さんの見せ場でもありますが、南光太郎の体内に刺客であるウィル鬼(声 - 依田英助)を送り込み…ここである程度の流れが私には読めちゃったんですね…光太郎を体内から攻撃するという斬新な戦法をとるのであの若造もとい有能な査察官ダスマダー大佐も一目置く作戦を取ってはいます。今回のクライシス帝国の皆さんがとる作戦は一応結構凝っていて、警視庁のコンピューターに侵入して迷宮入りしている(のかな)事件の容疑者となるような偽情報を書き込むと言う作戦を遂行します。なので南光太郎などクライシス帝国の皆さんと敵対していると受け取れる人の偽情報も書き込まれており、その被害者の中には依田英助さんが演じていると思しき人もいます。だから結構、宮下さんも小笠原さんも力込めているのはとてもよくわかったんですね。特捜最前線でも出てきそうな話ではあります、一部は。

ただ既に戦士になったはずの佐原茂や白鳥玲子も、思いっきり乱暴な書き方になりますが、結局はネタ要員に堕スマターとダジャレを書きたくなるような描かれ方。佐原家の人達が南光太郎について話している場面の最中に白鳥玲子が部屋の中に入ってきて、今まで立ち聞きしていたかのように話に割って入る場面を見た時は少し前に終了した「太陽にほえろ!」で山さんこと山村精一警部補を勝手に思い出してしまい、白けてしまいました。まあ狙いはわからなくはありませんが、高野槙じゅんさん(敢えてこう書きます)が既に空手(だと思います)の実力を見せているのになあ、と勝手にこう思ってしまいました。

さらには仮面ライダーBLACK RXが警視庁に侵入(実は似たようなことを南光太郎は既にしてますけど)して真相を知ったり、ウィル鬼はその件については何もしなかったり、ついに仮面ライダーBLACK RXを「倒して」調子こいたウィル鬼が体外に出てしまい、これまた調子こいてマリバロンに報告し、それを聞いたマリバロンがさらに調子こいて慢心して暴走したりする件に至っては後の展開が読めてしまい、「あーあ」と白けてしまい、やはり作戦が全てパーになって、ジャーク将軍が怒り狂ったり、あの若造だけど実はすごい力の持ち主(登場するだけでそれがわかってしまうのが凄いわけですけど)がやはり嫌味を言ったりする場面を見て、やはりクライシス帝国の皆さんはグダグダなのねえ、とさらに白け、最後にまた佐原家と白鳥玲子が南光太郎とともにコントを繰り広げる場面を観て「いや、意図は理解できて頑張っているのはわかったけど、私が見たかったものとは何かが違うなあ(苦笑)」と思い、「立て、立つんだ、ジョー」と早く霞のジョーが戻ってきてほしいなあ(劇中では入院して治療しているわけですが治療費などをどうしているのかは瑣末な疑問に過ぎません)と思ってしまう始末でした。

結局、大まかなあらすじを書いちゃってますねえ。

優希亜裕子

あえてこの表題にしましょう。仮面ライダーBLACK RXでは佐原航空の社員食堂の授業員として準レギュラーとして出演していましたが、後にテレビ東京のアナウンサーになり、気がついたら私はこの人がレギュラー出演していた番組を観ていたことをつい最近思い出しました。一応、ある時期に仮面ライダーBLACK RXにも出ていたことに気がついたのですが、いつしか忘れ去り、先述した経緯で思い出したという、やはりグダグダな状態でした。でも幸運にもギリギリ拾えました。レギュラー出演者だった豊田泰光さんの2023年3月13日 4:48 辺りのWikipediaから引用しましょう。

1990年代初めはテレビ東京のスポーツ番組『スポーツTODAY』(月曜日のコーナー「月曜スポーツ討論会」)にて青田昇有本義明、ダンカンらとともにプロ野球に関して侃々諤々の議論をしていた。月曜スポーツ討論会の最終回(このとき豊田がフジテレビ解説に復帰することが報告される)でダンカンより本をプレゼントされるが、その本は確執があったとされる別所毅彦著作の『剛球唸る!―栄光と熱投の球譜』であったため、やや引きつった笑みで、「(本を)ありがとう」と言っていた。

これで番組の雰囲気がわかってしまうという巧みな文章です。豊田泰光さん、青田昇さん、ダンカンさんは好き勝手なことを言い、毒まで吐いたりするのですが、有本義明さんもいると言うのがミソで、彼は彼らとは違って良識的な人で司会の志生野温夫さんが彼に話をふれば自然とブレーキ役になったりするのです。月曜日のコーナーになっているのは、当時は試合が組まれていないので半ば仕方なく編成されたからでもありますが、私のツボにはヒットしたので当時はよく観てました。あれ、山形亜裕子アナウンサーこと優希亜裕子さんのことには全く触れられていませんが、一応、レギュラーだったのです。ただし山形亜裕子アナウンサーはアナウンサーになりたてだったり、野球に精通しているわけでもなかったのでアシスタントの扱いにとどまってしまったのは否めません。まあ一応、山形亜裕子アナウンサーも弄られてはいましたけどね。

なお山形亜裕子さんは現在はテレビ東京を退職していますが、一応、Facebookをしてはいるそうです。でも面識のある人しかお友達にはならないそうですので、まあそれが無難だろうと私は思いますが、私はそれ以上の興味はございません。有名になってしまった人はそうするのが無難だと個人的な体験もあって、そう言い切れます。なので無理に繋がる気もないのですが、私は「去る者は追わず 来る者は拒まず」とも思っているので、付き合いたいと思う人とはとことんお付き合いしますが、そうでない人はそれなりに(やはり樹木希林さんの影響を受けちゃってますねえ)と割り切る、ある意味冷たさも持っています。本当はみんなと仲良くしたいなあ、と思うのですが、これまでの経験上、そう考えてしまうという捻くれ者になってしまったのです。おっと、余計なことをカミングアウトしちゃいましたね。悪い癖です。

おわりに

なんとか第35話を観たことも書けました。よく考えたら相変わらず話の大事な場面である(多分)岡元次郎さんや金田治さんや村上潤さんのお仕事に触れられていませんが、金田治さんと村上潤さんのお仕事には、もしかしたら霞のジョーが復活した時に触れられるかなあとは思っています。村上潤さんが実務を行なっていたのかなあと思っていましたが、小山力也さんの証言によれば金田治さんもアクション指導を小山力也さんに行なっていたようなのです。また今まで全く触れなかった堀長文さんが小山力也さんを見出したこともある本から知ることができました。一応、アリバイは作れましたが、できればしっかり触れたいなあとは思いますね。でもできるかどうかは未だわかりません。

それから触れるのを忘れていましたが劇中登場するコンピューターは日立製作所株式会社の協力で撮影されたと言うことがエンディングのクレジットから想像できましたが、私が本放送当時および翌年に触ることができたコンピュータよりは旧式かなと思ってしまったことも書いておきましょう。その理由については長くなるので書きません。一応、日立に勤めていたと言う人とは知り合いですけど、その方が現役時代はあんな感じだったかもしれませんねえ。奇しくも以前住んでいた国分寺にあったのかもしれませんし、茨城県の方だったのかもしれません。流石にそれ以上の事はよく知りません(桂歌春談)。