仮面ライダーBLACK RX 第44話「戦え! 全ライダー」を観て

仮面ライダーBLACK RX 第44話「戦え!全ライダー」(脚本:江連卓、監督:松井昇、アクション監督:村上潤 (C) 石森プロ、東映)を観て思ったことを書きましょう。また趣旨が変わっているかもしれませんが、まあ勢いで澄川真琴さんと「観ます」と約束してしまったからです。

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2023年3月21日(火)も遊びまくりました。まず、鉄オタ選手権『京急電鉄の陣 名車をめぐるクイズ旅!激レア体験も続々!』を観ました。

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この番組、ただの鉄道好きしか楽しめない番組だと思うでしょうけど、違うのです。それはなぜかと言えば中川家ダーリンハニーの吉川もゲストのテツandトモも持ちネタを見せまくるからです。元々は大阪局で作られたローカル番組で、事実、まだ大阪局では関西ローカルに徹した作りをしており、これまた鉄オタの近田雄一アナウンサーが趣味全開の暴走ぶりでナレーターの筈なのに顔出しまでするのです。番組のフォーマットはある程度固まっており、一番最初の「南海電鉄の陣」では中川家も持ちネタ出しまくり。さらには南海電鉄沿線出身というだけで呼ばれたZAZYも持ちネタを出しようがないんですけど、礼二には「じゃあ帰りい」と言われたり、祖父が水間鉄道の車掌をしていただけの理由で車掌がするアナウンスのクイズに引っ張り出されたりとまあ弄られまくるのです。でさらには南海電鉄社員チームは何故か全問不正解に終わるという失態をおかしてしまうは、女子鉄(そう、当初は女子鉄だったんですけどいつの間にか大学の鉄研になりました)の皆さんは好き勝手に趣味優先で暴走するわと暴れまくり、ナレーションの青井実アナウンサーも軽妙な喋りを見せる…あれ? 近田雄一アナウンサーではないの? 実は最初は青井実アナウンサーだったのですが、人事異動で近田雄一アナウンサーと入れ替わりで東京へ移ったのです。なので関西編では近田雄一アナウンサーがナレーション(の筈だったんですけどねえ、自分も出たいとか言い出して、ああなったらしいですよ)を務める事になったのです。他にも鉄道好きではないレーザーラモンRGが登場してその鉄道会社に関するあるあるネタを披露して、それが問題にされ、吉川が「難しすぎます。」と悶絶する羽目になったり、モノマネ芸人(キャラクターだけ書きますが、メーテル、野沢先生と「銀河鉄道999」の一応関係者)が出たりと鉄道に興味ない人でも楽しめる感じになっているのです。

そしてこれで終わるかと思いきや、そうではなく、今度は東京で、最初は関東の鉄道会社を取り上げていたんですけど、「南海電鉄の陣」のナレーションを務めたこともある青井実アナウンサーがいたこともあり(おそらくそういうノリだったんでしょうね)、何故か京浜急行相模鉄道と行った、私には母方の一族関係(実は父方とは違ってこちらにはある程度の思い入れがあります。埼玉県上尾市とは違って大きな町だからでしょうね。よく考えたら五十歩百歩になりましたが。)は何故か取り上げられずに西鉄やら名鉄やらが取り上げられた末に相鉄が取り上げられ、京急が取り上げられたという訳です。

そして一応、出演するお笑い芸人(敢えてこう書きますよ)は一応、題材の鉄道にちなんで選ばれてはいるのですが、「京急電鉄の陣」で登場したのはテツandトモ。いくら調べても京急とは関係なさそうな気がしますが、おそらくこれが「京急電鉄の陣」が後回しにされた理由なんでしょうね、兎に角、テツandトモが出たのですが、想定外にハマったのです。鉄道になんか興味がないのですが、そこがミソで、ちょっとでもわからないことがあれば即興で「♪なんでだろう、なんでだろう、なんでだなんでだろう」とすれば良いのですから美味しい役回りです。吉川は鉄分濃いですから「ブルースカイトレインが通るかもしれないですよ、激レアですよ。」とほざいたけれども、やはり出ず、グダグダに終わって車庫に入場し、クイズに回答している、ちょうどその最中に、ブルースカイトレインが通ったのです! 普通なら無視して回答を進行するでしょうが、そこは「鉄オタ選手権」でテツandトモが即興で「♪なんでだろう、なんでだろう、なんでだなんでだろう」と歌い出してツボにハマれば大笑い。そんな感じで進むので、まあ鉄分濃い、一般人が引きそうなネタも出てきましたが、何でもありの状態になって気がついたら大笑いしながら終わり、それを素直にTweetしたら、夜になってこのアカウントに「いいね」されてました。

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そのプロフィールは次のとおり。

【公式】テツandトモ
@tetsu__and_tomo
テツandトモの公式ツイッターです。 マネージャーが更新していきます! 是非フォローしてください♪

後でフォローしようかなあと思っています。

とまあ、前振りがこれまた想定外に長くなり、他にも面白そうな話はあったのですが、本題に入りましょう。こういう他の楽しみや、仕事の関係で隙間時間に書く感じになっているのです。まあマニアックすぎてわからないかもしれませんけどね、結構、役に立ったりするのですよ。

お話の概要

さて覚悟していたのですが、お話は濃すぎました。いきなりマリバロンが日本の総理大臣と交渉して話が決裂するというところから始まります。これだけでクライシス帝国が本気を出してきたことがわかります。南光太郎も覚悟を決めて久しぶりに登場した佐原家の皆さんに形見分けのようなことをします。戦士の心を既に持っている茂は疎開を拒否するわ、戦士の心などない唄子は疎開を強行しようとするわと見どころ満載。ところが、ところが、ここで意外な…そうでもないですかねえ、兎に角、佐原俊吉が何かを察し、光太郎から受け取ったライターを返そうとし、更には禁煙すると言い出します。何かあると察したのです。いや、既に薄々察していたのかもしれませんねえ。ここは赤塚真人さんの演技が光る場面です。もちろん、鶴間エリさんの演技も光ります。今まであまり取り上げませんでしたが、実は佐原夫妻も重要な役どころだったのです。私は次の出番の話を本放送で観ていたのは覚えていましたから、やはり、こういうやりとりがあったのねえ、と思いました。

当然の事ながらクライシス帝国側も見せ場は用意されています。今回も実質的な指揮官はダスマダー大佐で、彼の命令しか聞かないそうですが、最強怪人グランザイラス(声 - 岸野一彦)を出動させて仮面ライダーBLACK RXと戦いますが、最強怪人と言うだけあって強い、強い。ボスガンと組んで、そう、今回の実質的主役はボスガンかもしれませんねえ、兎に角、ボスガンと組んでグランザイラスは戦い、RXは一度は敗退します。かなり面白いのがわかりますよねえ。

当然、霞のジョー、白鳥玲子、的場響子も活躍し、ボスガンとグランザイラスとの戦い第2戦だったかな、が行なわれます。やはり仮面ライダーBLACK RXは苦戦する訳です。とそこへ割って入った皆さんがいました。この番組でも紹介された皆さんです。

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まあこの記事である程度答えは書いていますけど、それはとりあえず置いておきましょう。ここから私のような「仮面ライダーはストロンガーで終わった」を体験した世代(言い換えれば「シン・仮面ライダー」を観て文句を言いまくる世代)と「仮面ライダーはストロンガーで終わった」を体験しなかった世代(言い換えれば「シン・仮面ライダー」を観て素直に楽しむ世代)との差が出まくりますよ。でも演じた人は皆、「仮面ライダーはストロンガーで終わった」を体験した世代だと思うのですが、私は幼稚園の年長で、シン(敢えてこう書きますよ)の岡元次郎さんと同期(すなわち、敢えてこう書きますけど、澄川真琴さんと砂川真吾さんとも同期)の人達などは私よりも上なのでしょう。だから割り切れたのかもしれません。まあ、そんなことはどうでも良いでしょう。オリジナルにこだわらなければ、かなり楽しめる場面なのでしょう。でもどうしても引っかかる場面を見つけてしまうので敢えて書きます。気にする人は気にしてしまうのです。他にもあるかもしれませんけどね。まあ気づかなかったのが真相でしょう。仕方がありませんね。割り切る事にしました。おっと、答えが一つ出ましたね。他にも出せますけど、遊びまくったのが功を奏しました。ただ本放送当時は負の連鎖に陥ったでしょうね。これは当時、私が20歳になる直前というのも影響しているのだろうと言いきれます。

なぜ気になったのかは、興味ある方は調べてみてください。一応、ヒントは書きましたが、不毛な争いになるのは目に見えていますから、深く追求する気もございません。なお、この場面、的場響子が採石場にいます。(当時の)上野めぐみさんも採石場に来ていたのですねえ。私は埼玉県民で大まかな位置は見当が付きますけど、正確な場所は知りませんし、知ったとしても数十キロ離れているので行くのは困難です。でもそういうところへ足を運ぶ人はいるんですねえ。以前書いたイベントでなんと筒井巧さんが当時の写真を収めたアルバムを見せてくださいましたが、なんと全てファンから頂いたのだそうです。よく考えたら凄い事態で筒井巧さん自身もそうおっしゃっていましたっけ。なお、このイベントもきっかけとなり、筒井巧さんは最終的に本格的に忍術指導をする羽目になりました。これには色々な事情がありますし、私自身は運動音痴なので参加する気は今のところございませんが、リンクを貼っておきましょう。散発的になさっているので、きちんとチェックすれば、いつか参加できるかもしれませんよ。

4/15(土)武神館筒井導場-筒井巧と武神館九流派を学ぼう

おっと、話がまた逸れましたね。元に戻しましょう。

この戦いで2つ特筆すべきことがあります。1つは南光太郎とその仲間と10人ライダーが合流したこと。もう1つはボスガンが自力で仮面ライダーBLACK RXを倒すと宣言したこと。南光太郎は負傷しながらも戦おうとしますが、仮面ライダー1号が無理だからやめろという、ニヤリとしそうな場面もあります。何故なら、この時の仮面ライダー1号を演じているのは岡元次郎さん。そう、これは見方を変えれば仮面ライダーBLACK RX同士の会話だったりするのです。面白いでしょう。でもマニアックすぎてわからないかもしれませんねえ。おっと、悪い癖ですね。そろそろこの表現を使うのはやめましょう。こういった事例は秘密戦隊ゴレンジャーでもあったそうです。新堀和男さんはアカレンジャーを演じていたのは有名ですが、アカレンジャーがいない場面ではアオレンジャー(確かにシンですもんねえ)を演じた場面があるそうです。他にもあるかもしれませんねえ。というわけで岡元次郎さんのお仕事にも触れられましたよ、ギリギリながらね。

最後は仮面ライダーBLACK RXが傷をおして戦い(こういう場面、本郷猛も結構あったような気がしますが、それは置いといて)、ボスガンを倒して、一応、おしまいです。

おわりに

おや早くも第44話を観た時点で楽しみ方が見えてきましたね。でもこの話は本放送では観なかったと言いきれますし、次の話も本放送で観なかった上に題名を聞いてひいたのもまた事実。せめてクライシスライダー…いえ、なんでもございません。この話を楽しめれば一気に最終回まで楽しめそうですね。とりあえず裏稼業(なんですか、それ)で同時並行しているブログのネタに拾えば済むのでなんとかなるのかなとは思います。さて最後に個人的にはツボにハマったTweetでも貼っておきますか。実はこれ自体も答えになっているという凄いネタ。下手したら私の娘くらいの人(実際にそういう感じの方のようですよ)と遊んでいるうちに得たネタです。野暮なツッコミはこの際せずに貼り付けてみましょう。こういう遊び方もできるんですよ、私も気づきませんでしたが。で私はオジサンですからオジサンとして接して遊んで逆に遊ばれていることもあるという状態です。