仮面ライダーBLACK RX 第46話「ライダーの総突撃」を観て

はじめに

仮面ライダーBLACK RX 第46話「ライダーの総突撃」(脚本:江連卓、監督:蓑輪雅夫、アクション監督:村上潤 (C) 石森プロ、東映)を観て思ったことを書きましょう。ようやく終わりが見えてきました。勢いとはいえ、澄川真琴さんとした約束をどうやら果たせそうです。

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観ていて勉強になった(いつもの如く大袈裟すぎますねえ)こともありました。また本放送当時は気づかなかったことであろうことにも気づくことができました。中野へ行かなければ絶対に起きなかったであろうことも色々ありました。休眠させていたアカウント(鍵なし)を復活させ、休眠させていたブログを2つも再開させ、色々な人と出会い、遊びまくり、なぜか澄川真琴さんとも繋がってしまい、知らなかったことも知ってしまい、その割には澄川さんとはキャッチボールしていませんけど、まあ興味を持ちそうなことを好き勝手に放流したら、もっと濃い人が反応したり、いまだに「僕の知り合いも僕も斉藤由貴さんにも興味があるのに何故反応がないんだろうなあ」と思ったり、とまあ、好き勝手なことをしました。ただ、トラブルも起こしてしまったのも事実でそれは私にかなりの責任があるのは事実なので今後は中野へ行くのはご遠慮して謹慎しなくては行けないなあと考えているのも事実。まあ興味のない人には「マニアックすぎてわからん」…こんなこと書いちゃいけませんね、でも書かざるを得ません、だって、そう思う人はそう思うであろうことに私が興味あることも事実ですからね、まあ反応する人は反応するんですよ、私の知り合いの中にはそういう人もいるのです。ま、そこまで考えることは普通はしないでしょうからね、仲良くできない人とは仲良くできないなあと改めて思ったのも事実です。それに私、子供の頃の話を聞いても自閉症であることは間違いないので空気を読まずに思ったことを書いてしまう悪い癖がありますからね。だから意図せず怒らせてしまうのも事実。なので結局、達観して単独行動に走りがちなんですね。ゲッターロボの神隼人やらバトルフィーバーJの神誠やら「太陽にほえろ!」のスコッチ刑事やら必殺仕掛人藤枝梅安先生やら必殺仕置人の念仏の鉄やらのようになりがちなんですよ。藤枝梅安先生みたいに食い道楽なところもありますが偏食家でもありますから、京都で「やめた」と叫んで岬の千蔵を呆れさせた「横を向いた仕掛人」で藤枝梅安先生が食べたかったなあと嘆いたものでも湯豆腐は食べたいですけど柴漬けは要らないかなあと思ったりもするのです。思わず長くなってしまいましたね。

佐原茂と佐原ひとみ

さてこの話、やはり濃い話なのです。クライシス皇帝陛下がジャーク将軍、マリバロン、ダスマダー大佐が謁見します。皇帝陛下は相当お怒りになり、ジャーク将軍に出動を命じます。あれ? マリバロンじゃないのかなあ。まあそれは置いておきますが、マリバロンはダスマダー大佐の正体に気付いたようですが、それがきちんと明かされるのは最終回です。クライシスの民が50億人いることも重要ですね。

さてジャーク将軍はジャークミドラとなって人間狩りを開始します。否応なく、佐原一家は疎開する羽目に陥りますが、そこへジャークミドラが現れました! 佐原夫妻は茂とひとみを逃がそうとします。ジャークミドラの両脚に夫妻が片足ずつ抑える場面は必見だと思います。当然、茂とひとみも何かを感じるわけです。これは後の伏線にもなるので重要です。

さて佐原茂とひとみを助けた者がいます。それがV3、ライダーマン、X、アマゾンの4人のライダー。本放送当時も感じましたが、まあ一生懸命演じたのはわかりましたが、オリジナルとは違うところも感じてしまい、それは掛け声だったりするんですけどね、まあ、それは置いといて、V3とライダーマンがジャークミドラと戦い、Xとアマゾンが茂とひとみを連れて逃げる役割となります。これは前回、仮面ライダー1号と2号に光を当てた関係もあるのでしょう。ただ、Xとアマゾンがジャークミドラと戦う方が良かったのではないかと、どうしても思ってしまうのは事実。だって、ライダーマンは後の設定はしっちゃいませんが、やはり、改造部分はアタッチメントだけ、というのが頭の片隅にあるので、「弱い」というイメージが残ってしまうんですねえ。もちろん、V3と一緒に戦った時は彼なりに役立ったのも事実ですけどね。

さてやっと南光太郎、霞のジョー、白鳥玲子、的場響子、吾郎に触れる時がやってまいりました。この順番になってしまうのも不満はありますけど、それは置いときましょう。本当はもっと前に登場していて、吾郎は戦闘では軽視されがちですけど、兵站には重要な役割をしていることがわかる場面も用意されています。このセリフが全てを物語っていますね。

吾郎「腹が減っては戦はできぬというでしょう。」

だとしたら、あの娘も…いえ、なんでもございません。吾郎が適任者であることは間違いないでしょうからね。なお白鳥玲子はジーパンを履いていることを書いておきましょう。戦闘に向いた服装であることは間違いありません。やはり…いえ、なんでもございません。

さて茂とひとみはついに南光太郎、霞のジョー、白鳥玲子、的場響子、吾郎と合流。ここで私が思わず涙を流しそうになった会話を交わします。

南光太郎「茂君、ひとみちゃん。」

佐原ひとみ「お兄ちゃん、お兄ちゃん。」

二人は駆け寄り、ひとみは南光太郎に抱きつきます。

佐原ひとみ「お兄ちゃん、お兄ちゃん。」

南光太郎「(佐原ひとみの目線に合わせてひざまづいて)ひとみちゃん。(佐原茂の方を向いて)茂。」

この呼び方も重要な気がしますね。「茂君」ではないのです。それは置いといて

佐原茂「僕達を守ろうとしてパパとママが。」

南光太郎「おじさんとおばさんが…」

茂は頷きます。Xライダーとアマゾンが状況を説明した後、重要なセリフが飛び出します。

佐原茂「光太郎兄ちゃん、僕もクライシスと戦うよ! パパとママの仇を討つんだ!」

この後、光太郎と茂は無言で意思を交わしますが、ここに当然の如く割って入った人がいます。

的場響子「茂さん、私のパパとママもクライシスのために殺されたわ。私達、負けないで頑張りましょう! (今度はひとみの目線に合わせ)ひとみちゃんもいつまでも泣いてはダメよ。」

佐原ひとみ「お姉ちゃん、私、もう泣かない。泣かないよ。」

的場響子も白鳥玲子も頷きました。霞のジョーも吾郎も何か感じたことが表情などで感じます。

佐原茂「ひとみ」

ここで涙が出そうになったのがわかるでしょう。まあ10人ライダーもそれなりに活躍は見せてはいますが、やはり…と私が思ってしまうのも、これが理由なのです。

ジャークミドラと仮面ライダーBLACK RXの対決

そしてついに仮面ライダーBLACK RXとジャークミドラの戦いになります。やはりジャークミドラは強い強い。書き忘れましたが声は柴田秀勝さんに声変わりしています。トランプの使い手というわけではないですけどね。でやはり仮面ライダーBLACK RXは苦戦します。ロボライダーになるのですが、ボルティックシューターを落としてしまいます。ロボライダーピンチ! と思ったのですが、ここで思わぬ人物、いや、既に伏線は貼られてますから当然なのかな、兎に角、ボルティックシューターを拾った人がいます。それは

佐原茂「ひとみ、行くぞ。」

佐原ひとみ「うん。」

なんと佐原茂とひとみが駆け寄り、ボルティックシューターを拾い上げ

佐原茂「(ボルティックシューターを構えて)パパの仇だ!」

佐原ひとみ「ママの仇だ!」

というわけで撃つのですがジャークミドラは強敵なので効きません。でも考えてみてください。今まで散々描かれてきましたが、何かすることが大事なのです。結果的にはこれが戦いの流れを変え、ロボライダーはバイオライダーになり、バイオブレードでジャークミドラで左目を突いたことにより形勢は逆転。最終的には仮面ライダーBLACK RXリボルケインでジャークミドラを倒すことに成功しました。まあ名場面であることを間違いなのですが、やはり仮面ライダーBLACK RXが倒すのですか。10人ライダーは要らなかったのではないかとも思ってしまうのも事実。というわけでやはり

というイメージを私は抱いてしまうのですよねえ。こう思ってしまうのはやはり「仮面ライダーはストロンガーで終わった」というのを実体験してしまったからなんでしょうねえ。そんなの知らない人は楽しめるのも否定はしないので、深く追求する気もございませんので、興味ある方は仮面ライダーストロンガーを観て確認してください。

ついでに書いておきましょう。カットの関係から思ったことですが、この話の仮面ライダーBLACK RXを演じたのは岡元次郎さんだったのではないかと思います。私がそう思っただけですが、それなりの根拠はあります。ただ仮説の域は出ませんので強く主張するつもりもございません。

おわりに

さて次は最終回。これは本放送で観た記憶があります。なのでダスマダー大佐の正体も結末も知ってはいるのですが、何故かマリバロンがどうなったのかは覚えておりません。というわけで次の記事はそれについて書く事になるでしょう。

そしてあと1つか2つは記事を書きたいなあと思っています。テーマは二つあります。まず一つは全体を通して感じたこと。既にヒントは書いています。そしてもう一つはやはり番組枠を観ていて思った、TBSと毎日放送の間のやりとりについてです。仮面ライダーBLACK RXの次作を作る構想があったというのは小林良平さんの証言で明らかになっていますが、結局実現しませんでした。そして仮面ライダーBLACK RXの後番組はTBS(関東地方)では今もBSで続く「噂の!東京マガジン」で毎日放送では「板東英二のスポーツパラダイス」です。なんらかのやりとりがあって、こうなったのでしょう。それについて書くことになるでしょう。

それから今まで気がついていなかったのですが、私は(当時の)JACについては千葉真一さんに憧れて入った人達にしか目がいっていませんでした。いわば第1世代と言うべき人達です。ですが、私が大人になろうとする頃には、第2世代、つまり千葉真一さんとは関係なく、メンバーに憧れて入った人達も活躍し始めていたのですね。第2世代の皆さんには全く目が行っていなかったのは事実で、本当に何も知りませんでした。これを「マニアックすぎてわからない」と切り捨てるか、「わからなかったから観ていこう」と観ていくかとではやはり変わってくるんですね。まあ観なくても生きていけるから、どうでもいいと言えばどうでもいいのですが、既に私は「さびしんぼう」の新しい見方に気がついてしまいました。それに気がつくのと気がつかないのとでは変わってくるでしょう。やはり中野へ行ったのは運命のようなものがあったのでしょう。実は母の介護もあって仕事も他の件も岐路に立っていたので、もしかしたらキャンセルしていたのかもしれないのです。なので後述する件も複雑な思いを抱いてしまうのです。

ただ、トラブルを起こしてしまったのも事実なので、今後は謹慎(大袈裟かもしれませんけど上原正三さんも東條昭平さん絡みで謹慎してますからね)して距離を置かざるを得ないと思います。私には老子に通じる冷たさ、本当はみんなと仲良くしたいのですが、それは不可能ですからね。兎に角、トラブルを起こす可能性にも気づいてしまったので、そうせざるを得ません。難しく考えすぎかもしれませんけどね。まあなるようになるのだろうと思います。今後、どうするのかはわかりませんが、散発的に何かは書くでしょう。ネタブログは続けるでしょう。そちらをご覧になりたい方はご覧ください。そうでない人はそれなりに、やはり樹木希林さんは偉大だと思いますが、それなりになさって結構です。