「秀吉のスマホ」が始まった

NHKで「秀吉のスマホ」が始まりました。

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「もしも歴史上の偉人がスマホを持っていたら?」という設定と、全編スマホ画面のみという演出で好評を博しているSF時代劇『○○のスマホ』。

この文章が全てを物語っています。当時スマートフォンなんて存在しないので架空の物語だというのは明らかなのですが、リモート会議をしたり、SNSを使いまくったりとスマホをいじりまくりというのは第1弾の「光秀のスマホ」から変わっていません。また各登場人物や起きる事件もおおよそ歴史に即したものなので「どうする家康」から距離を置いている私の琴線には触れました。

第1話は清洲会議が中心。今までのシリーズと同じ谷仲恵輔が演じる柴田勝家がリモート会議で話を進めようとするものの回線の品質が悪いのか固まってしまい、その隙をついて秀吉が会議の結論を決めてしまうというのが結構面白かったです。千利休がらみの小ネタも入ったりします。

第2話はざっと観ただけですが賤ヶ岳の戦いが中心です。その前段で秀吉が信長の葬儀を行なった事に抗議して勝家が秀吉に電話してくるのですが、秀吉がちょっと話を聞いたら切ってしまい、また勝家が電話して秀吉がまたちょっと話を聞いたら切ってしまい、また勝家が電話してきたら今度は秀吉は出ないで切ってしまうというやりとりが面白かったです。

また配役もダジャレが混ざったもの。こんな感じです。

前作の「信長のスマホ」では杉谷善住坊をスギちゃんが演じたり、松永久秀をDJ松永(Creepy Nuts)が演じたりしてました。なお、「光秀のスマホ」ではおねを田中みな実が演じているのですが、歳末スペシャルだけで声だけの出演。シレッと変えたのかもしれませんね。放送予定は2023年6月8日(金)まで。NHKプラスでも観られます。