宇宙刑事ギャバン第40話の「上野駅」は熊谷駅でした

2023年4月16日(日)、寄居の採石場へ近づいて引き返したことは既に書きました。

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最初に調べた時は、上尾→熊谷→寄居→折原と行くと接続が良さそうだったので、そう行くつもりだったのですが、熊谷駅も東映特撮作品のロケ地なのです。宇宙刑事ギャバン第40話「死の谷の大決戦 君も宇宙刑事だ!」(脚本:筒井ともみ、監督:小笠原猛、アクション監督:金田治と横山稔、(C) 東映旭通信社)の「上野駅」が秩父鉄道の熊谷駅を使っているのです。それを思い出して、こんなTweetをしたら想定外に反響があったので、この記事では秩父鉄道熊谷駅の現状について簡単に(?)書きましょう。

まず何故気がついたかについてですが、遠足やら観光やらで秩父鉄道に乗る事が何度もあり、熊谷駅や秩父鉄道の電車は私にはお馴染みだったからです。ただ既に昔の作品になっているので変わっているところもあります。また上尾駅から熊谷駅は結構離れており、上尾駅から上野駅まで行くのにかかる時間と、上尾駅から熊谷駅まで行くのにかかる時間はほぼ同じです。東京方面へ行くのが必然的に多くなってしまうので熊谷駅は上尾市民の私にとっても気軽に行ける場所ではございません。なのでそれなりの動機がないと行けない場所でもあります。今回は一応、近くまで行くので立ち寄ってみました。ダイヤの関係でJR折原駅小川町駅寄居駅→熊谷駅と言う経路で行きました。この経路でも交通系ICカード(私の場合はモバイルSuica)が使えます。

さて一条寺烈(大葉健二)と大山小次郎(鈴木正幸)と一緒に佐々木史郎(田辺潤)を見送りにいくのですが、その時に止まる電車が現状ではいきなり変わっています。

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この電車は東急のお古です。当時走っていた電車は全て廃車となっています。また当時の映像をよく観ると奥に気動車が止まっていますが、これまた廃線となってしまった東武熊谷線の気動車。なので映像ではわかりにくいのですが、両方を仕切るための設備が当時はありました。今は東武熊谷線廃線に伴って撤去されています。

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さて映像には映り込んでいますが、当時は「秩父そば」と言う立ち食いそば屋がありました。現在は撤去されて自動販売機が置かれています。

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さて一条寺烈と大山小次郎が発車を見送る電車が出る番線、よく観ると反対側です。

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このように変えた理由はわかりませんが、当時はこの番線から発着する電車の停車時間が短かったのでしょう。反対側は始発電車が羽生方面へ出がちなので停車時間が長く、撮影に適していたのは間違いありません。

さて現地に確実に来ていたであろう人を挙げてみましょう。出演者3人の他にスタッフも来ているはずです。ただアクション監督の人まで来る必要はないと思うので、多分、この人達が来ていたのでしょう。オープニングとエンディングでクレジットされている人達です。もしかしたら違うのかもしれませんし、他にもいらっしゃるかもしれません。

  • 一条寺烈:大葉健二
  • 大山小次郎:鈴木正幸
  • 佐々木史郎:田辺潤
  • 監督:小笠原猛
  • 助監督:南晃行
  • 撮影:西山誠
  • 照明:国本正義
  • 記録:内藤美子

さて熊谷駅構内には色々なお店があります。秩父鉄道熊谷駅構内の立ち食いそば屋は無くなりましたが(国鉄→)JR東日本の熊谷駅構内には立ち食いそば屋がまだあります。またうどん屋や「ぎょうまん」もあります。

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他には日高屋ミスタードーナツもあります。

更に秩父鉄道とは反対側ですが北口の階段はこうなっています。ラグビー場があるからです。花園だけがラグビーの街ではないんですよ。

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また『鎌倉殿の13人』では登場しませんでしたが熊谷次郎直実は熊谷出身の有名な武将です。まあ登場しなかった理由は一の谷の合戦などがあっさりと描かれたからだと言うのは理解できましたが埼玉県民としてはモヤっとするのは否めません。

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