林邦史郎さんが亡くなった後の大河ドラマの殺陣師を知って

毎週日曜日の20:00からNHK総合テレビでは大河ドラマを放送しています。その大河ドラマの殺陣を務めていたのは林邦史郎さんでした。この方は若駒冒険グループの中心人物でしたので大河ドラマの担当は若駒冒険グループが中心でした。私は小学生の頃から始まった『おんな太閤記』から断続的に大河ドラマを観ていましたが『徳川家康』の主人公を務めた滝田栄さんはガイドブックの中で剣の腕を見せたり太原崇孚雪斎が住職を務めていた臨済寺に泊めてもらったりしているのを観ました。その記憶が残っているので『どうする家康』の作りには第1話を観て不満を覚えてしまい、以後、距離を置いているのが実情です。

ただ林邦史郎さんは『真田丸』の頃に亡くなってしまい、その関係で『真田丸』以後は殺陣師(敢えてこう書きましょう)が替わっているのです。まあ細かい事を書くとキリがないですが、大河ドラマといえば林邦史郎さんと若駒冒険グループというイメージが私にあったのは事実だったので、調べてみることにしました。それが今回書いた記事です。名前を挙げているだけですが、JAC→JAE関係者も殺陣師を務めていたのは意外でした。

色々なチームの人が担当しています。中川邦史朗さんは若駒、久世浩さんは三船プロの流れを汲む人、車邦英さんは若駒、辻井啓伺さんはジャパンアクションクラブの第11期生だった方で渡洋史さんの同期、そして諸鍛冶裕太はジャパンアクションエンタープライズ所属。舟山弘一さんは若くして亡くなっていますが伊勢戦国時代村から活動を開始した方。さて次の『光る君へ』はどうなるのでしょうか。紫式部が主人公であることから考えると殺陣師が参加しない可能性もありますが、オリンピックを題材にした『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にもアクション指導の人が参加したことを考えるとどうなるのかが楽しみであります。

さてジャパンアクションクラブは少なくとも真田広之さんが主役の足利尊氏を演じた『太平記』から本格的に大河ドラマで参加するようになったと記憶していますが、助っ人としてはもっと前から参加していたかもしれません。細かいところまで確認しきれておりませんが、クレジットを確認すると面白いかもしれません。