仮面ライダーBLACK RX 第39話「爆走!ミニ4WD」を観て

はじめに

今回は、もとい、この記事では仮面ライダーBLACK RX 第39話「爆走!ミニ4WD」(脚本:山田隆司、監督:蓑輪雅夫、アクション監督:金田治と村上潤 (C) 石森プロ、東映)を観て思ったことを書きましょう。澄川真琴さんとの約束を守るためです。やはり微妙に文章が変わりますね。

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この話の感想

この話、オープニングを見て、「あれ、金田治さんがまたアクション監督にクレジットされていますよ」と思ったので、前回の記事と前々回の記事で書いたことが微妙に間違っていたことにも気がついたのですが、こうなった理由については本当に、それ以上の事はよく知りません。(桂歌春談) でも何かそれなりの理由があったのは間違いないのでしょうね。何かの理由で金田さんが参加できなかったのかもしれないし、本当に試しに一人でやらせてみたのかもしれないし、別の理由があるのかもしれないし、とこれだけで色々考えられるのです。でも考え出すとキリがありませんし、出演者の人がそこまで御存知ないかもしれないので、敢えて聞かないのです。本当は聞きたいんですよ。聞きたいけどキャッチボールできるかどうかもわかりませんからねえ。まああくまでもブログなので敢えて残して真相がわかったら直す事にしましょう。

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これだけで無駄に長くなってしまったので本題ですが、やはりダスマダー大佐が生き残ったのは重要で、脚本家が替わって、しかも山田隆司さんが書いているのですが、ちゃんと引き継ぎはできていて、伏線もちゃんと拾っていることも後の部分でわかりました。ただ今までも「白鳥玲子は戦闘能力も開花させたはずなのになあ」という不満を抱いてしまう話ばかりなので観る前はあまり期待していなかったのも事実。でも想定外に楽しめたので白鳥玲子が戦闘能力を見せないのに、私が戦士だと思っている人(霞のジョー、白鳥玲子、的場響子、佐原茂、佐原ひとみ)とそうではない人(佐原唄子)との違いもきちんと書き分けていたので「納得」したんです。まあ描けていないものもありますよ、当然の事ながら。たとえば的場響子が弓矢を使わないとかね。でも水を噴き出す能力を再びみせて力を使い果たして倒れちゃうところは、よく考えたらおかしな場面なんですけど、江連卓さんが説得力のある話を書いているので、これも「納得」できた話なんですね。クライシス帝国側の描写も最終的には失敗するのでやはりグダグダなんですが、でもダスマダー大佐(もしかしたら…おっと先の楽しみに取っておきましょう。私は何故か最終回は本放送で観たと言い切れるので知ってはいるのですが、まだ観ていない話がたくさんあるので間違っているかもしれませんので)が見抜いた通り、結束力が高まったのもまた事実なんですねえ。まあさらりと別の記事、思いっきり省略して書いていますけど、別の記事で書いたので、その記事へのリンクを貼っておきましょう。

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と同時に、なぜ山田隆司さんが何故たくさん書かなかったのかなあ、とか、やはり先輩ライダーを出さない方が良かったんじゃないかなあ、とかいう、余計な事まで考えてしまったのも事実なんですねえ。これはやはり私が「仮面ライダーはストロンガーで終わった」というのを実体験してしまったから思うことで、多分、多分ですよ、仮面ライダーBLACK RXを楽しんだであろう当時のお子様(まあ広い意味では私もお子様でしたけど成人間際というのもやはり関係しちゃっているんですね)は気にならなかっただろうとも言い切れます。そしてこれからは否応なくジェネレーションギャップとも向き合わなくては行けなくなるので、これはこれで大変な作業(やはり大袈裟ですねえ)になるのかなあと思います。

仮面ライダースーパー1

そして私が「やはり先輩ライダーを出さない方が良かったんじゃないかなあ」と思ったのは何故かといえば、スカイライダーと仮面ライダースーパー1とをある程度つまみ食いしたのも影響してますね。よく比べてください。スカイライダーは先輩ライダーを出しまくりましたが、仮面ライダースーパー1は先輩ライダーを映画以外では全く出していないでしょう。しかも江連卓さんがいずれも中心だったというのも仮面ライダーBLACK RXとの共通点。まあスカイライダーは後半から中心になりますけど、そちらは残念ながら本放送では観ておりません。でも私はスーパー1の方が面白かったと言いきれます。ドグマ編よりも評判の悪くなりがちなジンドグマ編も含めてね。でも路線変更は仕方がないのです。ここでもTBSが余計な事をしたせいなのです。毎日放送が観られた関西では視聴しやすい時間に編成されましたが、TBSは土曜日の朝7時からという微妙な時間にジンドグマ編を編成したのです。こうなったのもTBSが元々の時間帯に別の番組を回したせいで、折角盛り上がっていた仮面ライダースーパー1が盛り下がり、仮面ライダーシリーズがまた中断することになってしまったのです…というのは後で気がついた事ですけどね。本放送当時は仮面ライダースーパー1は終わったのねえ、と思ったら、微妙な時間帯で続いていたよ、という感じの印象を受けていました、私は。しかもキチンと観たと言い切れるのはなんと第2話冒頭で沖一也が修行する場面だけ。文字通り隙を突いて観たのでこれが精一杯で、これが後に繰り返し見返す、岸田首相が最近言うところのリスキリングしまくった理由になりました。なんと皮肉な事態なんでしょうねえ。

そうだ。つい先ほど思い出したので書きましょう。実は中野のイベントで一番最初に行ったのは仮面ライダースーパー1関連なのです。あの時は平山亨プロデューサーの御次男もいらっしゃっていましたっけ。そして本当に先ほど思い出したのですが、高杉さんが主題歌を歌いながら歩いている時に何故か私にマイクが向けられたのですが、私は突然のことに頭が真っ白になり、何も出来なかったことがありました。いや、歌えたんですよ。歌えたはずなのに歌えなかったのです。そんな事までありました、本当に。

おわりに

結局、またもお話にはまともに触れずに終わってしまいましたが観たと言い張れる材料は残せたので、これはこれでよかったのかなあ、と思います。このシリーズ、見方を変えれば今まで仮面ライダーBLACK RXを観なかった人が仮面ライダーBLACK RXを観て即興で思ったことを残すドキュメンタリーとも言えるので、単に行き当たりばったりで書いているだけですが、それはそれで面白いかなあとは思います。

とは言うものの、私は「仮面ライダーはストロンガーで終わった」というのを実体験してしまった世代なので仮面ライダーBLACK RXを楽しんだであろう当時のお子様の皆さんとは感じ方がどうしても変わってしまいます。それに一視聴者に過ぎませんから好き勝手なことを書いてしまうでしょうね。後で気がついて「すみません、私が浅はかでした」と謝りたくなった(また大袈裟な)こともありましたっけ。西崎緑さんが出た話は本当にそうでしたね。

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なので敢えてそのまま残してますし、それなりに楽しめたのも事実なので、なんだかんだ言って最後まで観る事は間違いないでしょう。さて約束を果たした後はどうなるのか、実はここやSNSでは明らかにできないことも進んでいて本当に何もできなくなるかもしれないのです、来月からは。と言うわけで終わりも見えてはいるのですが、なんらかの形で新たな見どころを得たもの、例えば「さびしんぼう」とかね、もあるので、何らかの形で散発的に書くかもしれませんねえ。あと旧友(と敢えて書きますが)からもせっつかれながらも応えていなかったのに思わぬ形で彼の希望も一時的とは言え、果たせました。そういう理由もあって、このシリーズも書いたのですが、これから先は本当に何も決めていません、本当に出たとこ勝負(おや必殺必中仕事屋稼業みたい)になるのではないでしょうか。

あと、最後になりますが、私、山田隆司さんと山田隆之さんを取り違えて壮大な間違いを書いてしまいましたが、山田隆之さんがザ・ハングマンと、澄川真琴さんも出演した影の軍団IVの脚本を書いていたのも事実です。そこまで澄川真琴さんが覚えていらっしゃるかどうかは知りませんし、敢えて確認してもいませんが、まあそう言う理由もあったと言うのは付け加えておきましょう。本当に、それ以上の事はよく知りません(桂歌春談)。